用意する道具類。
ハサミ・カッターナイフ・ニッパー・サンドペーパー(#240〜#400)、瞬間接着剤、アワビシート貼り付け専用ヘラ(近日発売)、専用コーティング剤(近日発売)、目玉シール、クリップ、ダンボール箱、針金etc.
まず取り外し可能な目玉の場合はカッターナイフ等で先に取り外します。
(後ほど再利用しますので丁寧に保管しておいて下さい。)
曲面の構成比率が高いメタルジグ
(今回はホッツ:ドリフトチューンを使用)の全身に貼り付ける場合、左右2枚に分けて貼り付けると綺麗に仕上がります。

アワビシートを貼るメタルジグに合ったお好みのサイズにカットします。
(慣れるまでは実物より余裕をもって大きめにカットすることをお勧めいたします。)
貼り付けは、アワビシートの中心より外側に向けて、中に空気やシワが入らないように、ゆっくり丁寧に行います。端にいけばいくほど、慎重に作業を行って下さい。 貼り終われば、メタルジグのアウトラインに沿ってハサミやカッターナイフで丁寧に不要な部分を切り取る。

片面を貼り終わり、残りの面を貼る際は先に貼り付けた面の縁に沿って丁寧にカットします。 ラインアイ等に被った部分をハサミやカッターナイフを用いカットします。アワビシートの端は背中やお腹・角面にもってくると綺麗に仕上がります。 綺麗に仕上げるために、アワビシート貼り付け専用ヘラ等で押し付け隙間を埋めるように圧着させていきます。エラや顔のラインの凹みも密着させるように行います。

目玉等の凹みがある場合はカッターナイフや目打ち等で空気の逃げを作り、アワビシート貼り付け専用ヘラ等で中の空気を追い出しながらアワビシートを密着させます。 エポキシ目玉シールの場合、ここで瞬間接着剤や2液性エポキシ接着剤等を使い貼り付けます。
(空気が入ったり、剥がれたりしないよう丁寧に貼り付けて下さい。)
専用コーティング剤にドブ浸けをします。これによりアワビシートの輝きがより一層増し、傷がつきにくい強い塗膜を形成します。


最初にヘッド側を上にして浸けた場合、2回目は逆のテール側を上にして再度ドブ浸けを行います。2回目以降ドブ浸けをする前に、サンドペーパー(#240〜#400)でアワビの目が立った部分を軽く均します。密着性が高まりより強く綺麗に仕上がります。これを3回程度繰り返します。
(削ったあとに残った白い粉は丁寧に拭き取るか洗い流してください。)

後にアイに残り固まったコーティング剤をカッターナイフやニッパーで取り除き完成です。
クリップや針金で作成したハンガーを用いてダンボール箱等に吊るし、8時間〜約1日かけて乾燥させます。アイに溜まったコーティング剤は乾く前にティッシュ等で作ったコヨリで取り除いておくと後が楽です。
(季節や気象条件、環境条件によって乾燥時間は異なりますのでご注意下さい。)
平面タイプの目玉シールの場合、下地の状態に影響されやすいので1回コーティング乾燥後、サンドペーパー(#240〜#400)で軽く均してから貼り付けることをおすすめいたします。
(削ったあとに残った白い粉は丁寧に拭き取るか洗い流してください。)

ホログラムでは再現できないナチュラルな深い輝きを纏ったジグの完成です。それほど難しくありませんので、是非チャレンジしてください。 裏技
ハサミやカッターには、予め剥離効果のある『無溶剤のシリコンスプレー』を吹きかけておくとアワビシートがスムースにカットできます。
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